最強位に向けて

2007年8月28日
マジックやってないけど、マジックのこと書きます

もう構築のことは書けなくなってきたので、今回は最強位に向けてリミテッドのこと書きます。

最近はエタドリでしかドラフトしてないけど、無料なんで色々試してみました

〜黒の使い方〜

この環境で鍵になるのは、黒の使い方だ。

黒をやるポジションになったときに、どういうアーキタイプを想定するべきなのかが最も重要なことだと思う

今回紹介するのは、俺の中では黒で1番強いアーキタイプ、「黒赤コントロール」だ
俺はこのアーキタイプを完成させるために何度も成功と失敗を繰り返した
その結果、このアーキタイプがどういう構成であるべきなのかを突きとめた

まず、デッキの構成要素から

その?:除去

1対1交換が取れる除去なら何でもいい。ただ、1対1交換が取りづらい魔除けなどはオススメしない。もちろん、絞殺の煤なんかは最もほしい除去。

その?:ハンデス

ハンデスと言っても、1対1交換しか取れないハンデスはダメだ。1対2交換以上じゃないとハンデスの意味が無い。なぜなら、ハンデスの役割はアドバンテージを取ることだからだ。
つまり、精神攪乱、消えない賛歌、髑髏の占い師のどれかということになる。
これらが合計2枚以上はほしい。

その?:フィニッシャー

相手のクロックを除去って、相手の除去を捨てさせたら、いよいよフィニッシャーの出番だ。
しかし、こいつの確保がこのデッキで最も難しい部分かもしれない。
黒赤のフィニッシャーは、相手の場に多少クリーチャーが並んでいても殴りに行く必要がある。つまり、グールの大群やウーコーの手下悪鬼みたいなクリーチャーは論外だ。デッキに入らない。
コモンでフィニッシャーになりうるクリーチャーは、肥満死体、吐毒スリヴァー、ゴルゴンの世捨てあたりだろう。こいつらは黒では貴重な安定したアタッカーだ。
それから、アンコでは変幻影魔やファイレクシアのトーテム像なんかも理想的だ。
ちなみにウルザの工廠は黒の高得点カード。どのフィニッシャーよりも強いから、ぜひ取りましょう。
何も無かったら、赤の4/4サイズで我慢。

?:戦線を膠着させるカード

このデッキは長引けば長引くほど強い。つまり、序盤のビートダウンをどうやって捌くかが重要になってくる。もちろん除去でクロックを捌くのが基本だが、ただの2/2に除去を使うのは面白くない。つまり、相手の低マナ域のクリーチャーを殴れなくさせるブロッカーが必要だ。
地の底のシャンブラー、霊気炎の壁、蠢く肉裂きなど、取る余裕があれば取りましょう。
このデッキにとってこれらのカードは、相手のクリーチャーを数体無力化するという意味でアドバンテージを取っているから、重要度はかなり高い。

理想的な勝ちパターンはこんな感じ

ブロッカーで戦線を膠着させる。
        ↓
ブロッカーじゃ防げないクロックを除去で捌く。
        ↓
ハンデスで相手の手札を落とす。
        ↓
フィニッシャーが殴りだす。

こういうのをイメージしておくと、除去をピックするときも、ヘタな2点火力よりも哀愁を優先して取るべきだってことが分かるはず。
グールの大群やウーコーの手下悪鬼が活躍するタイミングが一切無いこともね。

サンプルデッキ

1髑髏の占い師
1スカークのシャーマン
1針先の蜘蛛
1蠢く肉裂き
1吐毒スリヴァー
1アーボーグの邪眼
1変幻影魔
1結核
1精神攪乱
1オークの連続砲撃
1突然のショック
1堕落の触手
1暗殺
1死亡+退場
1哀愁
1揺り籠から墓場まで
1滑る胆液
1幽霊火
1致命的な魅力
1稲妻の謎
1死に際の喘ぎ
1危険な墓
1フォライアスのトーテム像
1ウルザの工廠
9沼
7山

この環境は意外と除去が流れやすいから、狙っていけばかなりの数の除去が取れるはず。テンポデッキに入れるには微妙な除去が多いからね。
でも、このアーキタイプを狙うかどうかは1パック目の流れ次第やね。上家に黒が薄い場合しか狙えないから。当たり前か。

あ、ちなみに俺、最強位は出ませんよ?

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