■「秋の騎士」について

デッキによるかもしれんけど、「秋の騎士」が本当にメインボードに値するのかと言われると、デッキの中でそれほど重要な役割を担っていないので、せいぜいサイドボードなんじゃないかと思えてきた。
「セレズニア」、「ゴルガリタッチ白」、「ナヤビート」など、結構いろんなデッキのメインボードに入っているけど、どのデッキでも明確な役割を果たしていないし、多くの盤面で中途半端な影響しか与えない。
ベナリア史との騎士シナジーがあるのは悩ましい点だけど、その場合でもサイドボードの有力候補ってことでいいんじゃないかな。
たぶん過大評価されてるカード。


■イゼットスペルの「ゴブリンの電術師」について

津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ(https://mtg-jp.com/reading/tsumura/0031284/)では、「4枚いれてる人が多い」と紹介されている。
同記事に掲載されていたリストは2マナ域のスペルがほとんどだったので、確かに電術師が無いともっさりしそう。
でも、今のスタンダードのカードプールには1マナ域のキャントリップもかなり多いので、全体的に軽くして、奇怪なドレイクを3ターン目に2/4~3/4でキャストできる構成がデッキとして強そう。
そうなると電術師は抜けていくんじゃないかな。


■ゴルガリの「破滅を囁くもの」について

少なくとも同型には「ヴラスカの侮辱」、「チュパカブラ」、「戦利品」、「ビビアン」、「6マナヴラスカ」のように返しの回答が多すぎるので、ぜんぜん強くない。
んじゃ赤単やボロスに強いかと言われれば、5マナ6/6飛行として強いかもしれんけど、序盤から軽い除去を打ってないと返しで死にそう。そもそも序盤に軽い除去を連打できるなら、蓋をするカードは他にもありそう。
緑単には強いタイミングもあるかもしれんけど、「ビビアン」入ってる構成もあるし、相手の4マナ6/6と相打ちってのもなんだかなぁ。「それでも十分な仕事だ」ととらえれば強いのかもしれない。
青系コントロールには、通すならプレインズウォーカーや「殺害の暴君」の方が強いよね。
結論、何に強いのかさっぱり分からん。


■ジェスカイコントロールの「活力回復」について

アリーナではあんまり見たことないんだけど、個人的には結構強いと思ってる。
ジェスカイは、アグロに対して「発展/発破」の発展モードをどう上手く使うかってところが大きな課題だし、しかも、このデッキは「意外とライフ回復が難しい」という問題点もある。
「活力回復」をコピーして赤単の射程圏外に脱出するプランは普通に強そうだし、腐ってもキャントリップ。
スタンダード・アナライズでも紹介されてたリストは4枚入ってたけど、これはちょっとやりすぎだと思う。基本的には場に何もしないし、テンポ悪いカードなので、メイン1~2枚くらいじゃないかな。サイド後は発展/発破が抜けるので、サイドボードから枚数増やすことも無さそう。5/5天使とか3マナ3/2ゲイン4点とかラルとか入れる方が強そうだし、何を入れるのかはゲームプランによって選択すればいいと思う。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索