グリクシスやエスパーを調整していて思うのは、《ケイヤの誓い》や《永遠神の投入》、《精鋭護衛魔道士》のようなパーツは、本来メインボードから投入するようなカードパワーは持っていない。
しかし、3色であるがゆえにショックランドを多用せざるを得ないため、これらが無いとアグロに対して勝ち目がない。
ともするならば、最初から2色にまとめてしまえば、このような歪な構築をする必要はない。2色にしたことによるカードパワーの低下は、3色にすることによるカードパワーの低下と同程度かもしれない。

という仮説をもとに、青黒2色で組んでみた。

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【ディミーアコントロール】

8 クリーチャー
2《ボーラスの占い師》
3《苦悶の権化》
3《永遠神ケフネト》

27 スペル
3《強迫》
3《選択》
3《思考消去》
3《喪心》
1《発見/発散》
2《アズカンタの探索》
1《古呪》
2《覆いを割く者、ナーセット》
2《空の踊り手、ムー・ヤンリン》
1《オブ・ニクシリスの残虐》
3《ヴラスカの侮辱》
2《抽象からの抽出》
1《永遠神の投入》

25 土地
3《爆発域》
4《湿った墓》
4《水没した地下墓地》
7《沼》
7《島》

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コンセプトは、2007年の世界選手権で、森勝洋がエクステンデッド部門に持ち込んだ『墓ストンピィ』に近い。
「ハンデス」+「除去」+「マナ踏み倒しクリーチャー」という構成で、土地を並べなくともボードコントロールが可能で、コントロールやコンボに対しても勝ち筋がある。
この手のデッキのいいところは、一般的なコントロールよりも土地を並べなくて良いところだと思う。
コントロールが土地を伸ばすことに費やすリソースを、このデッキはすべてスペルにつぎ込める。
もちろん、マナフラットしないようにある程度のドロー操作は必要だけど、「土地を並べなくて良い=アドバンテージ」という考え方は、この手のデッキの大きな強みだと思う。


《苦悶の権化》は、アグロに対しては3マナのナイスブロッカー兼フィニッシャー。
コントロールに対しても中盤から終盤にかけて一定の脅威になる。ハンデスと絡めるとまあまあ強い。
5/5~7/7くらいのサイズにはなるので、めちゃめちゃ強いわけではないけれど、感触は悪くない。
インスタントとソーサリーがそこそこ多いので、《ボーラスの占い師》と《永遠神ケフネト》の期待値がそれなりに高い。

《空の踊り手、ムー・ヤンリン》も、ゲームプランに添ってそれなりに良い仕事をする。

《抽象からの抽出》は、4マナのソーサリーなのでちょっと重いけど、デッキ全体が軽くできているので、それなりに打ちやすい。
《永遠神ケフネト》でめくれたら宇宙。
マナコストの種類を散らしたいのもあってナーセットと2枚ずつの採用にしているけど・・・・まあでも、重いし全部ナーセットにしてもいいかも。

コメント

ひとみしり
2019年7月27日20:39

エクステンデッド部門じゃなくてレガシーやがな(´・ω・`)

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