ヒストリックアンソロジー3収録カード
https://mtg.taiken.online/historic-anthology-3-previews/
ヒストリックアンソロジー2には本当にがっかりさせられたが、このヒストリックアンソロジー3はすごい。
様々なアーキタイプを生み出しそうなカードにあふれている。
すぐに環境に影響を与えそうなのは「漸増爆弾」。
「グルール」、「白単」、「死者の原野」のすべてに効果的なので、様々なデッキが採用しそう。
「機を見た援軍」の存在も、明らかに「グルール」を押さえにきているように見える。
新しいアーキタイプの可能性としては、一番気になるのが「ミラーリの目覚め」。
世界選手権2003の決勝で同型対決を繰り広げた「ウェイク」というデッキがあったが・・・いやぁ懐かしい。
「ミラーりの目覚め」は、ニッサと違って「多色デッキで運用しやすい」ので、「轟音のクラリオン」などの全体除去と合わせやすい。
「死者の原野」とは違う、新しいアーキタイプを生み出すかもしれない。
「クローサの大牙獣」は、今や珍しくなった「インスタントの3マナ2枚ドロー」。しかも打ち消されないうえに、素出しすればフィニッシャーになる。
まぁ、3マナ域はどのデッキも激戦区だし、速いヒストリック環境では悠長すぎる。
オンスロートブロックの時代も、スペックの割に、最前線での活躍は無かった気がする。ローグデッキには結構入ってのでファンは多いはず。
「エンチャントレスの存在」は、エクステンデッドでめっちゃ使った覚えがある。ただ、あの頃は「繁茂」や「踏査」をはじめとする1マナ域の優秀なエンチャントが、エンチャントレスデッキの強さを支えていた。
エンチャントレスデッキは2ターン目にエンチャントレスを置けるかどうかが全てなので、「ラノワールのエルフ」をはじめとする1マナ域のマナ加速がカギを握る気がする。
「一瞬の輝き」が過去に使われたのは、「目覚ましヒバリ」を使ったデッキや、「ヴェンセール」や「神秘の蛇」が入ったミッドレンジあたりが印象的。
今なら、「エリマキ神秘家」と「狼の友、トルシミール」を擁する「バントアークボウ」にそのまま入ると思う。
あと、スペースがあれば「バントゴロス」でもワンチャンあるかも。
「古代の聖塔」はアグロデッキのマナベースを強化してくれる1枚。
ヒストリック環境は、パイオニアに比べてアグロ向けのマナベースが若干弱かったので、こういう調整は嬉しい。
「掘葬の儀式」と「影武者」は、まぁ悪くない。
悪くないんだが、もともと「釣り竿」はそれなりに揃っていた環境なので、実際にほしいのは「魚」の方だ。
「灰燼の乗り手」の再録なら完璧だった。「絶望の天使」でも十分だ。
なんで釣り竿ばかり増やすんだ(;´Д`)
まぁいずれにせよ、楽しみなセットですな(´・ω・`)
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