スゥルタイコントロールver1 / スタンダード
2020年6月11日 Magic: The Gathering
マジック回顧録を書き始めてから、おかげさまでアクセス数が飛躍的に増加しております。
有難うございます。
禁止後のスタンダード環境は、初期段階は「ジャンド城塞」と「ティムール再生」が覇権を握っている格好だけど、そろそろこの2つに勝てるデッキの開発が進んできている。
私はスゥルタイコントロールに可能性を感じたので、独自に調整を進めていたけれど、ランク戦で同型に当たることも多い。
みんな考えることは同じというわけだ。
調整しているうちに、基本のスゥルタイコントロールとはだいぶ違う構成になってきた。
まぁ、まだ実験中なので、何が正解なのかよく分からん状態なんだけれども、いくつか分かったこともある。
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【スゥルタイコントロールver1】
3 エレボスの介入 (THB) 94
1 強迫 (M20) 97
1 暗殺者の戦利品 (GRN) 152
2 霊気の疾風 (M20) 42
4 思考消去 (GRN) 206
3 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
4 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
3 肉儀場の叫び (RNA) 70
2 席次 // 石像 (GRN) 230
2 抽象からの抽出 (M20) 56
2 伝承の収集者、タミヨウ (WAR) 220
1 食らいつくし (THB) 90
2 世界を揺るがす者、ニッサ (WAR) 169
3 サメ台風 (IKO) 67
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
4 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
4 寓話の小道 (ELD) 244
4 湿った墓 (GRN) 259
2 草むした墓 (GRN) 253
4 繁殖池 (RNA) 246
3 島 (SLD) 64
2 沼 (SLD) 65
2 森 (SLD) 67
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「軽いスペル+ウーロ」という基本構造はそのままだけど、選択しているスペルはかなり違う。
全体的なゲームプランは、ハンデスとパーマネント除去を活用して、互いの場と手札をカツカツにして、あとはウーロの差で勝つというシンプルなもの。
「席次 // 石像」の採用。
今の環境なら、メインから「エンチャント・アーティファクト破壊」を入れるメリットはそれなりに大きい。
なので、サイクリングつきの「帰化」を採用している人もいるけど、実際はこっちの方が断然強い。
同じマナ域の「食らいつくし」の枚数を減らさなければならないので、プレインズウォーカーに対するガードが下がっているのが難点。
これを解消するために、プレインズウォーカーを落としやすい「世界を揺るがす者、ニッサ」と「サメ台風」を投入している。
また、なるべく相手の「ナーセット」の影響が出ないように、「薬術師の眼識」ではなく「抽象からの抽出」を採用。この辺はお試し中。
ハンデスの枚数は難しいけれど、今のところ「思考消去」4枚と「強迫」1枚がしっくりきてる。
「霊気の疾風」は、今のメタでも十分にメイン入りする。
一応、「暗殺者の戦利品」と散らして採用。
「エレボスの介入」はお試し中。
環境に「脱出」持ちが多いので、ほとんどのデッキに効く。
ただ、この1枚のインパクト自体は弱いので、悩ましいところ。
追加の「霊気の疾風」でもほぼ同じことが出来るんじゃなかろうか。
「覆いを割く者、ナーセット」は、このデッキでは貴重なアドバンテージ源。
「伝承の収集者、タミヨウ」も同様。けど「タミヨウ」はこれ以上枚数を増やしづらい。
「自然の怒りのタイタン、ウーロ」は一応3枚。
ただ、どこかのスロットを削って4枚にした方が良さそうな気もする。
この辺は要検討。
全体除去は「肉儀場の叫び」。
赤単にはこれじゃないと間に合わないし、ジャンドサクリファイスにも十分に効く。
他の除去と合わせて相手の「ウーロ」を追放する場面は結構多い。
【採用しなかったカード】
「成長のらせん」
マナジャンプするメリットが薄いし、時々ただのサイクリング。
2ターン目のベストムーブは、ハンデスか、構えるか。
「ハイドロイド混成体」
悩みどころだけど、やりたいことは「ウーロ」とかぶってる。基本的にニッサが無いとインパクトが薄いカードなので、ランプじゃなければ採用しなくても良さそう。
サイドボードには入れる余地あり。
「戦争の犠牲」
そもそも「戦争の犠牲」は「ファイヤーズ系」に対して劇的ではあったけれども、それ以外のデッキに対するインパクトは安定しない。
「ティムール再生」や、それに対する「アゾリウス」に対しては重すぎるので使いにくい。
「ジャンド城塞」には劇的なタイミングがあるかもしれないけど、「ラグドスサクリファイス」にはそうでもない。これらのデッキに対しては全体除去の方がほしい。
というわけで、この6マナ域を全抜きして、全体を軽いパーツでまとめた。
その方がメインプランに合ってるし。
「絶滅の契機」
自分の「ウーロ」も追放されることがあるので、今のところ不採用。
4マナ域は他にも入れたいカードがいっぱいあるので、順番が回ってくることは無さそう。
環境に「夢さらい」が多くなれば、「絶滅の契機」か「戦慄衆の将軍、リリアナ」のどちらかがメインに昇格する。たぶん後者っぽいが。
「戦慄衆の将軍、リリアナ」
本当は、「夢さらい」に対抗するために1枚は入れておきたい。
スロットが空けば入れる。
有難うございます。
禁止後のスタンダード環境は、初期段階は「ジャンド城塞」と「ティムール再生」が覇権を握っている格好だけど、そろそろこの2つに勝てるデッキの開発が進んできている。
私はスゥルタイコントロールに可能性を感じたので、独自に調整を進めていたけれど、ランク戦で同型に当たることも多い。
みんな考えることは同じというわけだ。
調整しているうちに、基本のスゥルタイコントロールとはだいぶ違う構成になってきた。
まぁ、まだ実験中なので、何が正解なのかよく分からん状態なんだけれども、いくつか分かったこともある。
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【スゥルタイコントロールver1】
3 エレボスの介入 (THB) 94
1 強迫 (M20) 97
1 暗殺者の戦利品 (GRN) 152
2 霊気の疾風 (M20) 42
4 思考消去 (GRN) 206
3 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
4 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
3 肉儀場の叫び (RNA) 70
2 席次 // 石像 (GRN) 230
2 抽象からの抽出 (M20) 56
2 伝承の収集者、タミヨウ (WAR) 220
1 食らいつくし (THB) 90
2 世界を揺るがす者、ニッサ (WAR) 169
3 サメ台風 (IKO) 67
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
4 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
4 寓話の小道 (ELD) 244
4 湿った墓 (GRN) 259
2 草むした墓 (GRN) 253
4 繁殖池 (RNA) 246
3 島 (SLD) 64
2 沼 (SLD) 65
2 森 (SLD) 67
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「軽いスペル+ウーロ」という基本構造はそのままだけど、選択しているスペルはかなり違う。
全体的なゲームプランは、ハンデスとパーマネント除去を活用して、互いの場と手札をカツカツにして、あとはウーロの差で勝つというシンプルなもの。
「席次 // 石像」の採用。
今の環境なら、メインから「エンチャント・アーティファクト破壊」を入れるメリットはそれなりに大きい。
なので、サイクリングつきの「帰化」を採用している人もいるけど、実際はこっちの方が断然強い。
同じマナ域の「食らいつくし」の枚数を減らさなければならないので、プレインズウォーカーに対するガードが下がっているのが難点。
これを解消するために、プレインズウォーカーを落としやすい「世界を揺るがす者、ニッサ」と「サメ台風」を投入している。
また、なるべく相手の「ナーセット」の影響が出ないように、「薬術師の眼識」ではなく「抽象からの抽出」を採用。この辺はお試し中。
ハンデスの枚数は難しいけれど、今のところ「思考消去」4枚と「強迫」1枚がしっくりきてる。
「霊気の疾風」は、今のメタでも十分にメイン入りする。
一応、「暗殺者の戦利品」と散らして採用。
「エレボスの介入」はお試し中。
環境に「脱出」持ちが多いので、ほとんどのデッキに効く。
ただ、この1枚のインパクト自体は弱いので、悩ましいところ。
追加の「霊気の疾風」でもほぼ同じことが出来るんじゃなかろうか。
「覆いを割く者、ナーセット」は、このデッキでは貴重なアドバンテージ源。
「伝承の収集者、タミヨウ」も同様。けど「タミヨウ」はこれ以上枚数を増やしづらい。
「自然の怒りのタイタン、ウーロ」は一応3枚。
ただ、どこかのスロットを削って4枚にした方が良さそうな気もする。
この辺は要検討。
全体除去は「肉儀場の叫び」。
赤単にはこれじゃないと間に合わないし、ジャンドサクリファイスにも十分に効く。
他の除去と合わせて相手の「ウーロ」を追放する場面は結構多い。
【採用しなかったカード】
「成長のらせん」
マナジャンプするメリットが薄いし、時々ただのサイクリング。
2ターン目のベストムーブは、ハンデスか、構えるか。
「ハイドロイド混成体」
悩みどころだけど、やりたいことは「ウーロ」とかぶってる。基本的にニッサが無いとインパクトが薄いカードなので、ランプじゃなければ採用しなくても良さそう。
サイドボードには入れる余地あり。
「戦争の犠牲」
そもそも「戦争の犠牲」は「ファイヤーズ系」に対して劇的ではあったけれども、それ以外のデッキに対するインパクトは安定しない。
「ティムール再生」や、それに対する「アゾリウス」に対しては重すぎるので使いにくい。
「ジャンド城塞」には劇的なタイミングがあるかもしれないけど、「ラグドスサクリファイス」にはそうでもない。これらのデッキに対しては全体除去の方がほしい。
というわけで、この6マナ域を全抜きして、全体を軽いパーツでまとめた。
その方がメインプランに合ってるし。
「絶滅の契機」
自分の「ウーロ」も追放されることがあるので、今のところ不採用。
4マナ域は他にも入れたいカードがいっぱいあるので、順番が回ってくることは無さそう。
環境に「夢さらい」が多くなれば、「絶滅の契機」か「戦慄衆の将軍、リリアナ」のどちらかがメインに昇格する。たぶん後者っぽいが。
「戦慄衆の将軍、リリアナ」
本当は、「夢さらい」に対抗するために1枚は入れておきたい。
スロットが空けば入れる。
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